今年読んで面白かったビジネス書3選
年末ですし今年読んだ本で良かったのをピックアップして紹介してみます。
筆者のブリュードッグCEO、Jamesの生き方がカッコいい。最高でした。
クラフトビールの会社といえば日本ではよなよなエールのヤッホーブルーイング社が有名ですがスコットランド発の世界的クラフトビールメーカーがブリュードッグです。
僕はブランドを創ることこそマーケティングの根幹だと考えているのですが、ブランドを創り、育てるための戦い方をまとめていてむちゃくちゃ参考になりました。
この前ブリュードッグのIPA飲みましたが美味しかったです。
来年はブランドを作っていく仕事をこがもやりたいです。
- 作者: ジェームズ・ワット
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/09/05
- メディア: Kindle版
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みんな仕事しすぎじゃないか、というのは今年のビジネス界隈で話題になりましたね。電通の事故(事件)なんかは他人事でもないですし。エイベックス松浦さんの「働きたい人は働いても良いでしょ」的な発言も話題になりました。
僕自身、”自主的に”それなりの長時間労働しているほうだと思っていますがそれを改めて考え直すために読んだ本。
生産性とは何か。この本では改めて下記のように定義をしています。
生産性=『得られた成果』÷『投入した資源』
最短ルート(投入資源には時間やお金や人が含まれています)でいかにして成果を最大化させるか、これは当然の話しではあるものの意識出ているかというとそうじゃないかもしれないと考えさせられました。
自分のやるべきことをやる、無駄なことはやらない。なかなかこれまで断ることをしていなかったですがこれからは考えたうえで行動していこうと思っています。
CMO森岡さんの退任が発表されたのは衝撃的でしたね。任天堂とのコラボも固めて、いったんやりきった形でしょうか。個人的にこの本が今年読んだビジネス書で一番良かったです。
マーケティング入門とあるようにこれまでの筆者の体験をもとにわかりやすく解説してくださっています。 『どう戦うか』の前に『どこで戦うか』を正しく見極めること。 仮説ドリブンにどこで戦うかを考え、データで補完する。データマーケティングとはこうあるべきだと個人的にもそう思いますがそれを徹底されているのが森岡さんチームでした。
ベーシックなことがたくさん書かれているんですがそれをもう突き抜けるまで実施されている姿には感動すらしました。飛び道具なんてないんですよね。愚直にやるっていう美?というんでしょうか。 この後に出た『確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力』はより具体的にデータの使い方がまとめられていてこちらも面白かったです。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
- 作者: 森岡毅
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/04/23
- メディア: 単行本
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今年はビジネス書はおそらく30冊くらいしか読めなかったです。年初に何冊読むか目標を決めたいと思います。そしてちゃんと本読む度に書評書かないと読んだだけでなかなか詳細を覚えていないもんですね。来年は読む度にアウトプットしていきます。